貴重な高山植物を大切にしたい

軽井沢の高原の高山植物
貴重な高山植物を大切に
ギャラリー 碓氷有料バイパスも開通する前、浅間ハイランドパークに「ショッピングとレストラン」がオープンした昭和46年以前、 戸建て別荘の数も数えるほどだった頃から、ずっと別荘をご利用いただいている上野様邸におじゃまいたしました。
「ドライブで浅間高原を訪れた時の事。北軽井沢の自然溢れるロケーションが、その頃TVの人気ドラマで使われていた場所とイメージが重なり、 「こういう所でゆっくりできるといいな。」と思いながら車を走らせていました。
そんな時、たまたま別荘販売の看板を見つけ、衝動的に管理事務所に飛び込み相談しました。その時点で、すでにここに別荘を持つと決断しちゃってました(笑)。
さっそく帰って両親に相談し、次の週には購入していました。」とおっしゃるご主人様。 当時は学校の先生になられたばかりの頃だそうです。
「別荘を建てる時に第一に考えたのが、敷地内にある植物を活かすように建築することでした。
高山植物や岩につくミヤマハナゴケがすごく気に入って、それらを大切にする事で、ここに来る楽しみも増えますね。
購入した頃と比べると建物も増え、ずいぶん樹が成長しました。土地が肥えたことと温暖化の影響もあるかもしれませんが、 ミヤマハナゴケが少なくなってきているのがちょっと寂しいですね。
なかなかお目にかかれない植物ですので、大切に保護したいですよね。」とおっしゃいます。
ご自宅前 3年前に定年を迎えたご主人様は現在、世界遺産暫定リストにも登録されている富岡製糸工場の解説員をしながら執筆活動を、地元の風景を鮮やかに切り取るきり絵作家の奥様は日本 きりえ協会会員を、ご子息様は各地の陶芸家の作品や絵画を展示販売しているギャラリーのオーナー。
岩絵具のきらきらした色彩で豊かな表現が美しい日本画の画家であるお嬢様とご家族そろって文化人。
一昨年、富岡にオープンされたばかりの素敵な庭を持つアトリエでは、個展・グループ展などを行っており、 出品作家のギャラリートークなどの楽しいイベントも企画されています。
北軽井沢と富岡。そんなに離れていない場所ですが、両方ともにそのすばらしさをご存知でいらっしゃる上野様ご家族。
日本画 「主人も退職してから、時間的にもゆとりが出き、家族も今が一番ゆったりした日々を過ごせる時かもしれません。 これからは、さらに別荘を利用する機会も増えるかもしれませんね。」と奥様。 北軽井沢ですごす時間が、楽しいご家族の団欒と作家活動の活力になることでしょう。
■アトリエUE
住所:群馬県富岡市七日市1548-2 TEL 0274-62-3727
2007年6月取材
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Address: 群馬県吾妻郡嬬恋村大字鎌原字大カイシコ1053番 TEL:0279(84)3333
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